KPI速報の形式更新&年末のご挨拶

KPI速報の形式更新&年末のご挨拶(2018年12月27日)

 

 

 代表取締役社長の矢田でございます。

 

■ここ1ヶ月で事業に関連して開示したものを改めてご参照ください。
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■KPI速報の形式を更新いたしましたこちら

 投資家の方へ当社グループ全体推移の足元状況と将来推移イメージを共有することを目的として、公開直後より毎月月初にKPIを速報として開示しております。過去3年ほど同一形式で開示し続けておりましたが、開始当時は最適であったものの、当社の事業規模・事業ポートフォリオ構成・事業ごとの戦略など内部環境変化を適正に捉えるためにこの度更新するものといたしました。

 KPI速報が表現する、全体売上高に対してのサポート率も、従来は全体売上高70%弱にまで下がってきておりました(3年前は80%強、含有しておりました)が、この度の更新で85%前後までサポート率を高めて開示するようにしていきます。

 また、PR系の先行指標についても、より理解を深めていただく材料として「受注単価」を開示することにいたしました。短信や有報等の開示情報は、あくまでも、過去活動の結果でしかありません。投資家の皆様が、当社グループが将来どうなるのか?を気にされることが多いとするならば、差し支えない範囲で先行指標をだしていくことがより最適と考えました。事業部門と同じ目線を少しでも共有できればという背景となります。今後も、各事業の営業施策や投資は、これらKPI速報に直接的に影響を及ぼすものが優先されることになるでしょう。

 

※KPI速報は確定数値ではなく、後日開示される短信や有報等と完全一致を保証するものではございません。その点は予めご承知おきください。

 

 

 

■年末のご挨拶

 1年前、まさにここでダウンサイジングによる生産性向上を実現したので次はアップサイドによる生産性向上、商品開発面を強く意識していきたいと投稿していました。そして、2018年は、概ねその方針とおりになったのではないかなと振り返っています。少なくとも1年前に存在していないプロダクトが、1年後の今日現在、存在しているとともに、実際の利用者から売上計上(everevo/FindModel/RiskEyes)ができています。これと併行して、生産性向上された一部が給与還元される運営をしており、従業員一人あたりの平均年収も上場した3年前と比較して増えてきています。

 このような大方針を立て、それを断行しやすい環境とするのがぼくの仕事の1つでもあるものの、実際の事業部門の組織内部は、相当な変化量だったのではないかとも思っています。変化が苦手な者や、理由つけて変化しないことを正当化する者もゼロだったとは言いませんが、総合的にみれば、良いものができあがり、売上があがり、生産性があがり、給与水準もあがる。それでもなお、事業利益があがり、利益率もあがるという、トレードオフお構いなしの良いことばかりが起こったりするものだということが、各事業組織にて実感できてきているのではないかとも思います。

 

 さて、このような組織運営としての至極当たり前な素地ができてきたわけなので、2019年はどうしていこうかとなるですが、2019年はとりわけ各事業のスケール面を追求していきたいなと思っているところです。脳内で何十回も考え尽くしてから実行に移していくことになるわけですが、年末年始は熟考する時間に使わせてもらおうかと思います。

 投資家の皆様におかれましては、平成最後の年末年始について、ぜひよいお年を迎えられますことをお祈りするとともに、引き続きのご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

(蛇足)CROSSCOOPで飼っているaiboが6匹になりました。超絶に人気者です。この手のコミュニケーションロボットが次々と世間でローンチされておりますが、事業責任者に無理いって積極的に導入していきたいなと思っています。