デジタルPR事業における新型コロナウイルスの影響はどの程度出ているのでしょうか?

インフルエンサーPRについては、顧客側の業務体制の変更(在宅勤務の促進等)に伴い、アポイントが取りづらくなっているといった営業効率の悪化も発生しており、特に美容・イベントに関する案件は減少する見込みです。一方、ステイホームのトレンドの最中、SNSの閲覧者数・閲覧時間が増えたことからも、アフターコロナにおいては、プラス効果の影響も想定している状況です。 クリッピングサービスについては、影響は軽微な範疇であると考えております。 プレスリリース配信の従量配信サービスに関しては、案件の約20%がイベントに関連する配信内容であるため、3月以降はイベント自体の多くが中止になったことから、必然的にプレスリリースの案件が減少いたしました。4月以降につきましても、イベント関連のプレスリリースの多くが消失するという前提に基づき、今回の業績予想の数字を発表しております。一方、月額配信サービスについては、コロナ禍でも情報が定期的に発信されるテイクアウト飲食や健康食品、教育施設、食品・雑貨メーカー等の新規利用企業の獲得が進んでおり、利用社数を大きく伸長させることができると想定しております。 (回答日:2020年06月03日) 2021年3月期1Qにおいては、インフルエンサーPR及びプレスリリース配信サービスの案件の減少による影響が大きく、またコロナ感染拡大により営業効率が悪化しました。ただ、KPI速報でもお示ししている通り、2Qに入りインフルエンサーPR・プレスリリース配信サービスともに案件数の回復トレンドが確認できたことから、「底をうった」と考えております。 (回答日:2020年08月11日) 緊急事態宣言の影響もあり、イベント系等の案件については軟調でした。しかしながら、PR業界、インフルエンサーマーケティング業界ともにマーケットが成長していることに加え、当社の営業体制の強化による新規顧客獲得が進み成長の底上げ感が顕在化しています。 リリース配信サービス、インフルエンサーPRサービスの順調な拡大基調により、「第4四半期に減少」する季節性も吸収しながら推移しております。